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皆様こんにちは。自由民主党岡山市議団・無所属の会の二嶋宣人です。
きょうも午後一から雨の中にもかかわらず傍聴席の皆様方,この岡山市議会の議場に足を運んでいただきましたことに対しまして心より感謝を申し上げます。
それでは,午後から自由民主党岡山市議団・無所属の会が3人続きますけれども,よろしくお願いをいたします。
通告に従いまして質問を始めさせていただきます。
1,薬物乱用問題について。
我が国日本での薬物乱用問題は,1940年代後半からのヒロポン,いわゆる覚せい剤の乱用から始まり,最近では脱法ハーブなどといった違法薬物とほぼ同じ成分を含んでいながら薬事法で規制できていない脱法ドラッグの乱用問題がよくニュースで取りざたされています。ネット上では,脱法ドラッグとわかりにくいうたい文句で売買されるなど,販売の手口が巧妙化してきています。このような脱法ドラッグが問題視される中,検挙された事例はあくまで氷山の一角であり,極めて憂慮すべき事態が続いています。
岡山を初め全国の青少年の覚せい剤事犯検挙人員は,数字的には減少してきていますが,依然として高い水準にあり,薬物の入手可能性などの社会の環境は改善されていない状況で,平成22年の中国地方5県の覚せい剤押収量においては,岡山県は5県の中でトップでした。今後,薬物乱用の未然防止を図る予防,教育,啓発活動の推進強化を官民一体となって取り組んでいかなければなりません。
ここで質問をいたします。
@インターネットから気軽に購入できる脱法ドラッグの乱用がふえてきています。また,覚せい剤汚染は県内で政令市岡山が検挙者数においてひときわ目立っていますが,このような現状を踏まえた上での本市の所見をお聞かせください。
A新しい脱法ドラッグが次々と出てくる中,学校などにおける薬物乱用防止のための本市の教育,指導強化の取り組みの内容,状況についてお聞かせください。
B薬物乱用防止のためには,薬に対する正しい知識を早い時期から学校などで児童・生徒に学んでもらうこと,そして児童・生徒の実態をしっかりと踏まえた上で学校三師,いわゆる学校医,学校歯科医,学校薬剤師との連携が重要となってきます。岡山県内の小・中・高等学校においては,薬物乱用防止教室の開催が指導されていますが,薬物に対する意識啓発に関する学校医などの役割,働きかけ,協力体制についてお聞かせください。
C今回の質問のテーマは薬物でもありますし,薬に最もかかわりのある学校薬剤師について質問をいたします。
学校薬剤師の職務は,学校保健安全法施行規則で学校の環境衛生の維持及び改善に関し,必要な指導及び助言を行うことと記されていますが,現在学校の環境衛生検査の実施項目はどういった形式でだれがどのように行っていますか。
D薬物乱用を許さない,「ダメ。ゼッタイ。」の社会環境づくりの実施を推進していくことは重要です。今,全国の政令指定都市の薬剤師会を中心に,社会貢献事業として薬物乱用防止キャンペーンが実施されています。札幌市では,北海道日本ハムファイターズやコンサドーレ札幌の選手を初め札幌市全体で市民に薬物乱用の危険性を考えさせ,絶対にやらないという意識を植えつけていく活動に取り組んでいます。本市も薬物に対する正しい理解と関心を広く市民への周知を図るため,安全・安心の岡山市づくりの一環として取り組んではいかがでしょうか。
続きまして2,日本,そして岡山市の安全・安心について。
東日本大震災の福島原発事故を機に,日本の中で安心して幸せに暮らせる場所がどこなのかと真剣に考えている人も多いはずです。総務省が発表した2011年の人口移動報告で,岡山県は1997年以来14年ぶりの増加,605人増で,岡山市では1,304人増となり,中四国唯一の転入増加県となりました。また,ネット上では,各方面の専門家が検証したところ,日本で一番安心なのは強いて言えば岡山とも言われています。その理由としては,核廃棄物の処理施設建設がない,また晴れの日が多く,温暖で四季がはっきりしていて住みやすく,大震災の被害が少ないなどの理由が挙げられています。
瓦れき処理については,国は原発事故が起きた福島県では原則県内処分とし,岩手,宮城両県分については広域処理の方針です。現在,岩手,宮城両県の瓦れきは,青森県,山形県,東京都が受け入れ,静岡県島田市などで試験焼却が始まっていますが,国の安全基準がしっかり示されていない中,本市も市民目線で安全・安心のまちづくりとは何かを考えて実行していかなければなりません。
ここで質問をいたします。
@昨年4月の環境省の調査で,本市は瓦れき受け入れ可能量を日量100トン,年間3万6,500トンと回答,10月の調査では安全性を確認する判断材料がなく,検討できないと回答しています。その後,国は11月にガイドラインを示しましたが,当局は前回の本会議で自治体の不安を払拭するためのきめ細やかな安全基準を定めるとともに,住民の理解を図るためのわかりやすい資料づくりなどを行うよう責任を持って安全・安心を確保するためのさまざまな方策を示すよう国に働きかけていくと答弁しています。岡山市行政は,岡山市民の命を守るということが大原則です。国の安全基準がきちんと定められ,不確定要素がクリアされた場合,瓦れきの受け入れをするということでしょうか。
A東日本大震災後,私たち日本の住みたいまちの基準が大きく変わってきている中,岡山に住みたい人がふえてきています。まずは,本市ができる復旧,復興支援体制を充実していくことが重要です。では,本市は岡山への移住を決意された被災者,関東圏の自主避難者の方の受け入れをサポートしているボランティアグループ,企業,特に不動産関係との連携はどのように行っていますか。
B被災者の受け入れを支援するボランティアグループ「おいでんせぇ岡山」と日本キリスト教団和気教会とが共同して運営している「やすらぎの泉」というシェアハウスが和気町にあります。これは,次の移住先を見つけるまでの主に関東圏から自主避難された母子専用シェアハウスで,御主人と離れ離れで暮らすお母さんたち同士,同じ境遇の中でコミュニティー部分を大切にした支援です。本市には,こういったコミュニティー部分での充実も兼ね備えた支援を積極的に取り組んでいただきたいのですが,所見と具体的な取り組みがあればお聞かせください。
C本市のホームページを見ても,被災者の受け入れ状況,地域防災計画の進捗状況などが,本市が今どんなことに取り組んでいるのかということがわかりにくい部分が見られます。市民に向けての情報の共有づくりが欠けているようにも感じるのは私だけでしょうか。本市の平成24年度当初予算で,政令指定都市にふさわしい活力とにぎわい創出のため,インターネットサービスのフェイスブックなどを利用して中小企業の情報発信支援をしていくとのことですが,まずは本市からしっかりとした情報を発信していくことが重要です。佐賀県武雄市では,フェイスブックを利用して,職員から市民に情報発信しようとしています。ホームページをフェイスブックに移行したことでアクセス回数も約半年間で1,500万アクセス,そして地場特産販売ページなどでも売り上げを月々40万円から50万円も上げ,好評だそうです。今回の本会議の代表質問の答弁にもありましたが,本市は情報発信システムとしてツイッターを導入するとのことですが,スピード感を持って市民の目にしっかりと見える形を示すこと,こういった情報発信システムをうまく利用し,本市独自の情報発信に力を入れてはいかがでしょうか。
以上をもちまして1回目の質問を終わらせていただきます。
御答弁のほどよろしくお願いいたします。(拍手) |