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岡山城に関する御質問に順次お答えいたします。
後楽園と岡山城の観光客の差の所感についてのお尋ねでございます。
岡山城下町形成の歴史と文化を今に伝えます岡山カルチャーゾーン,中でも岡山城,後楽園は岡山の顔であり,観光の核でもあることから,その相乗効果を高めることは重要であり,岡山城の魅力アップ,さらには両施設の一体感の演出に努めているところでございます。しかしながら,議員御指摘のとおり平成23年度の後楽園の入場者数約66万4,000人に対し,岡山城の入場者数約20万1,000人と約46万3,000人の差があるという状況になっております。こうした状況につきましては,バスツアーの団体客が短い時間を有効に利用して後楽園に立ち寄る傾向が見られる一方で,ツアーの行程やバスの駐停車場等の関係から,その方々が岡山城にも立ち寄る状況になっていないことが大きな要因ではないかと考えられます。こうした状況を解消していくために,引き続き岡山城の魅力アップや後楽園との連携に取り組むとともに,出石しろまち工房を拠点に出石地区の魅力創出・発信を行いながら,カルチャーゾーン全体として観光の魅力が高まり,滞在時間の増大につながるよう取り組んでまいりたいと考えております。
次に,岡山城の魅力アップの取り組みとその成果についてのお尋ねでございます。
岡山城の魅力アップへの取り組みとして,従来人気の高い着つけ体験を初めとする各種体験や岡山城の特徴を生かしたイベントの充実を図ってきております。岡山城天守閣にことし移転しました備前焼工房では,体験者が入場者の約2.7%と当初予測を上回っており,さらに今年度中にはその一角に古備前の展示コーナーも設ける予定にしております。また,夏から秋にかけて行った甲冑隊との記念撮影では,体験者が入場者の約30%に上る人気を博すなど,体験型施設としてのメニュー充実に取り組んでおります。
また,イベント展開では後楽園の幻想庭園期間中に烏城灯源郷を開催し,両施設の間を明かりで結ぶなど一体感を演出したり,秋の誘い庭園にあわせて夜間開場するなど後楽園との連携を強めるとともに,岡山城を舞台に岡山城下町物語を春夏秋冬開催し,宇喜多秀家フェスなど他のイベントとの連携も図る一方,名探偵コナンミステリーツアーなど集客力の高いイベントを誘致する等,岡山城への誘客に積極的に取り組んでおります。その成果として,岡山城の入場者数は年々増加傾向にあり,両施設の入場者数の差も平成19年に60万3,000人であったものが5年間で約14万人縮まっていることから,引き続きこうした取り組みを着実に進めてまいりたいと考えております。
次に,今後の課題点について,それから夜でも楽しめる定期的なイベントの開催についての御質問でございます。
岡山城と後楽園の相乗効果を一層高めていくため,今後観光バスの駐車場等ハード面の環境整備については引き続き課題であると認識しておりますが,まず議員御指摘の天守閣に到達するまでの歩道の改修や天守閣内の魅力づくりに鋭意取り組んでまいりたいと考えております。また,後楽園と岡山城の間を結ぶ空間や烏城公園等を活用した夜間のイベント開催につきましては,これまで秋のおかやま桃太郎まつり開催時に岡山城中段広場で御当地グルメの出店や岡山の地酒コーナーを設けたり,また上段広場や天守閣内でもアフターコンベンションのレセプションを開催するなど,飲食を伴うイベントの実績もあることから今後市民団体等からこうしたイベント会場としての使用について御相談をいただいた場合には,関係部局との調整を図りながら有効な利活用がなされるよう開催方法等について協議してまいりたいと考えております。 |